180902 アルバイト行ってきた
アルバイトネタです。
ざっくり言うとサービス業。接客業について。
私は今、ホテルのフロントスタッフとして働いている。
私が勤めているホテルでは7割が外国人観光客である。
香港・台湾・韓国から来るお客さんが多く、
大学1年から2年生まで習っていた韓国語と
学習歴15年強の英語で外国人相手に接客をしている。
語学力は、韓国語は言いたいことは分かるけどたまに単語が分からなくても相手に伝えきれない事があるし、
方言で来られると分からない。
英語は文法がぐちゃぐちゃで文法を気にする人は何言っているか分からないと言われるレベルです。
このアルバイトを始めて早5ヶ月。
いろいろな宿泊者に会ってきた。
ただ同じホテルに泊まるだけなのに
いろいろなタイプの宿泊者がいると思う。
1つ1つの言動にクレームをつけて来る人もいれば、なるべく関わりたくないのか案内を急かして来る人もいれば、ネットで調べれば分かる事を1から10まで全部聞いて来る(調べさせられる)
そして、今日は気になった事があった。
今日、チェックインしてきた外国人観光客(中華系のオーストラリア人)のお爺さんがチェックイン後にフロントに尋ねてきて。
「耳が痛いので病院を教えてほしい」
との事。
しかし、その時間帯は日曜の午後。
日曜の午後ではあまり耳鼻科はやっていない。
お爺さんを担当した人は私より何歳か上の男性スタッフだ。
このスタッフは、英語が得意らしく英語が分からないスタッフをサポートする語学レベルで某国公立大学を休学中で頭がきれるほうだ。
すると、そのスタッフは
「今日は日曜だから空いていない。だから明日、ここを予約していってください。」
と英語でお爺さんに行った。
私は、違和感があったので
「今どんな状態か聞いて、もし、今痛かったらあまり専門的じゃないですけど近くに今開いてる内科に行く事を勧めて軽い治療を受けるように言った方がいいんじゃないですか?」
と男性スタッフに問いかけた。
すると男性スタッフは
「え。何言ってるんですか?earは耳ですよ?内科なわけないじゃないですか?」
と言われた。
いや、分かっとるわ笑笑
お爺さんが何を言っているのか
英語わからないわけやないんや。
と心の中でツッコミを入れた。
そのあと、男性スタッフは
お爺さんの質問を淡々と答えた。
「ここの医者は英語が通じるのか?」
と聞くと
「分かりません。しかし、医者は優秀なので話せると思います。」
とどんどん話を進めて言った。
お爺さんは不安になったのかどんどん顔色が暗くなり落ち込んだ様子で部屋に戻って言った。
慣れない地で
勇気を持ってフロントに話しかけられたのに
あの対応は良かったのか。
不安にさせてどうするんだと思った。
慣れない地に来ているからこそ
あえて本人にどんな状況かを聞き出す事が必要だったのではないかと思った。
サービス業に携わる者としてあの対応は正解だったのか。不思議に思った。