180511第4回ゼミ
今回のゼミは、合同ゼミで50人程度が参加した。
人事部の方が来ると聞いていたので最初は親世代の40・50代の人が来られると思っていたが、20代の女性が来られたので驚いた。
今回は、就活について
1.いわゆる就活とは
2.はたらくをたのしむ
3.自分を理解すること
4.ネクストアクション
の4本立てで説明してもらった。
1.いわゆる就活とは
まず、企業には人を採用するときに2つのパターンがある。
企業で働いた経験がある人のための中途採用と
卒業予定の学生を対象とした新卒採用がある。
新卒採用をする利点は、
①人員バランスの安定(一括で研修を行える)
②経営幹部候補の育成
③企業文化の継承(いわゆるその企業色に染まりやすい)の3つだ。
また、就活の主なスケジュールについて話されていたが、私はもう採用面接は始まっていると思っていたが、公には始まっていないことを知った。
バイトの先輩は既に何社か内定をもらっていると聞いたので、だいたいの就活生は決まっていると思ったので、就活生である姉に無神経なことを言ってしまったなと反省した。
採用面接は6月と公にはなっているのにすでに内定が決まっているのは大学側と企業・日本経済団体連合会と学生の連携がうまくいってないため起きていることを知った。
そこで私達学生は、”自分自身”で建前と現実を考える必要があると言われたので、大事だと思った。
2.はたらくをたのしむ
企業が新卒採用をとる際、見ているポイントは違うようで、
コミュニケーション能力は入社後に身につかせようと思っている企業は現時点のコミュニケーション能力の有無は気にしない。
ポテンシャル採用(学生経験や現時点での能力)ではなく、
①志向性
②資質マインド(課題とどう向き合うのか)
③能力(その人の長所)
この3つを見ている企業が多く、
価値観×行動特性についてアピールをすることが大事である。
また、いくつかデータを見せてもらい特に印象的だったのは企業に所属する社員の仕事に対するとらえ方だ。
まず、社員には3つのパターンに分かれており、
a.熱意のある社員
b.無気力な社員
c.やる気のない社員
その割合は日本では上から6%・24%・70%という結果で
熱意のある社員の割合は139か国中132位という結果と衝撃的な数値を聞いたのと同時にbとcの人達は、精神的につらくないのだろうかと思ってしまった。
そして、自分はどの派閥に入りたいのか意識する必要があると言われた。
もちろん私はaに入れるような人になりたいと思ったしこの数値は考えさせられた。
ここで就活を行う際に必要なものと不必要なものを教えていただいた。
必要なこと
・自己理解:自分を認め言語化する
・市場理解:ビジネスモデルを知る
・企業理解:企業の良いところ悪いところ全て含めてリアルを知る
不必要なこと
・親・周囲の期待に応えようとする
・今の自分の得意・不得意で決める
・就活という”イベント”に参加する
私がこの中で印象的(刺さったのは)自己理解である。
周りの友人の特徴を理解し他者に説明するのはすらすらできるのだが、元々自己評価が低いためあまり自己理解をして来ず、その上自分の気持ちをうまく言語化をしてこなかったので難しいなと感じたが、確かに自分を理解してないのにいざ就活となったときに、初めて自分に会う人に自分のことを説明できないと何も始まらないので特に必要だなと感じた。
3.自分を理解すること
自分を理解するためにワークソーシャルスタイル診断を行った。
4人で行い、同じゼミの友人と他ゼミの4年生2人と行った。
ワークソーシャルスタイル診断は
感情表現度と思考表現度の高低をはかり個人の特徴を表すもので
感情表現度:周りから見てどのくらい自分の感情を表現しているように見えるか
思考表現度:周りに影響を与えコントロールしようとする志向が強いか
最初は、自分たちがどこに属するのか(エクスプレッシブ・ドライバー・エミアブル・アナリティカル)予想をしてみた
他ゼミの4年生は2人ともエクスプレッシブで
私と友人はドライバーだと言われた。
実際、サイト( ソーシャルスタイル診断 )を利用するとドライバーではなくアナリティカルだったので、(何回挑戦してもそうだった)違うやんと思いながら診断結果を読んでみると確かに確かにと納得できる分が多かった。
残りの3人も予想と診断結果が違った。診断結果を踏まえてもう一で自分のことを説明しないといけない時なぜか診断内容に寄せてしまったので自分はすぐに影響されやすいなと痛感した。
ソーシャルスタイル診断はあくまでも参考に自己理解のための判断材料として活用したい、また他のタイプの人とどう接するかのヒントになればいいなと思った。
4.ネクストアクション
日本には、
企業:400万~440万社
新卒採用企業数:3万社
職種:1万7千種
インターンシップ実施企業:2万7千社
と多数の選択肢がある。
そのためこれからすべきことは
・様々な職種を見る
・インターンシップ(仮説・検証を行うつもりで)を5~10社行く
・今の社会の動向を知る
・学生だからできることを経験する
である。
時間とお金を理由にあきらめるのではなく何か方法を探すことも重要であり、もっと身軽に行動することが結果自分のためになるのは良いことだと思う。
プラス自分にたりない自己理解ができるといい方向に変われるのかなと感じた。
やはり、”言語化”することがどんな場面でも必要な力なんだなと痛感した。